
陸前高田の母の実家で、撮りためた3月11日以降の写真を見せてもらいました。
母の実家の叔父さんの家は、津波の最終到達地点にあります。離れの事務所は基礎から数十センチずれ、母屋にも真っ黒い水が流れ込んできたそうです。直後の庭には何台もの車が重なり、高田松原の松も2本ここにあったそうです。
瓦礫の山だった街は、今は何もありません。
叔父の家から海までの間には生活風景は何にもありません。
庭のあちこちに、大根やニンジンやカブが育っていました。これは、どこかの種が流れついたものです。
庭の植木も、海水をかぶり枯れかけているものの、幹から新芽が芽吹き始めた木もあります。
幸い難を逃れた叔父と叔母、従兄弟も大変元気です。